【株勉強】『株2年生の教科書』で仕切り直すトレード
10月中旬から株式投資を始めて約一ヶ月半。4銘柄程度手をつけてみたはいいものの、トレードの根拠が乏しく、自分なりの手法が確立されていないことに焦りを感じる…一旦一度仕切り直しが必要だと思っていた矢先、目に留まったのがこの本。
《内容紹介》
株1年生はなぜ稼げないのか?
株式投資を始めたけれども、いまいち利益が出ない…。
もう一つ、何かを勉強したい。
そんな株式投資2年生のための教科書。
どんな相場でも、しっかりとチャートを見て、それに対応できるようになれば勝てるようになります。
1年12カ月、それぞれ月ごとの傾向を理解して、きっちり対策をすれば勝てるようになります。
優待銘柄をお探しなら、もちろんそれも全て教えます。
そして株3年生に向けて何を勉強すればいいのか、余すところなく徹底的に解説していきます。
投資は才能ではなく学問。
苦手な部分を克服し、得意な部分を一気に伸ばして自分だけの投資スタイルを確立しよう!
Amazonより
うむ。考え方みたいなのはまぁ、よくあるといえばよくある?広く浅く系だが、個人的には後半(Part3以降)の「株2年生のためのカレンダー」がかなり参考になった。
12ヶ月のうち、月ごとに仕込んでおきたい銘柄を紹介するという内容で、決算のタイミングや株価の上がりやすい業種などの解説がなされている。
2015年出版なので記載の情報に関しては再検証・更新の必要があるが、優待や季節ごとの傾向など、目の付け所が解説されているので応用が効きやすい。1016年以降については自分でチャートを調べれば良いだろう。
読み進めながら、該当月の仕込み銘柄をピックアップしたいところだ。(&本書で紹介されているような検証を自力で行ってみたい)
「月の初めに株式を購入する→25日保有したら、翌日に手仕舞う」
— きるみぃ (@kilmyway) 2019年12月1日
まさに、こういう感じの検証がしたいのだが…全部Excelで出来るのでせうか。 pic.twitter.com/TbFQBLPn6W
株2年生と言わずとも、具体的な株な選び方で迷っている人、あるいはなかなか利益が出ず伸び悩んでいる人にはそこそこ参考になるんじゃないだろうか。前半は読み飛ばすにしろ(ほかの入門書にも書かれているような内容だった為)、後半だけでも目を通して損はないと思う。
同じ著者で、『株3年の教科書』というのも出ているらしい。
ゆくゆくはシステムトレードを行いたいという自分にとっては割と気になる存在なので、こっちもExcel(シストレ用)勉強本と同時並行で読みたいところ。
まあ、「投資勉強本で一冊だけ挙げろ!」と言われたら、相変わらず坂本タクマ氏の『パチンコトレーダー』で変わりはないが。。。